出来上がり

2006年笠間焼


先日行ってきた、と言っても結構前になるけど、日記にも書いた焼き物が焼き上がって送られてきました。
4月末に母の誕生日もあり、GWにまたうちにみんな集まるようなので、ちょうどいいタイミングと思っていたら、義弟の1人K吾が同僚の結婚式の為いない。
「もう一度しまって開封する楽しみだけは残してあげよう。使うのはそれから」ってことで話も落ち着き(K吾は欠けたままだが)待ちきれないのでオープン!
 
たくさんの広告に包まれ入った焼き物を順に出していく。今回自分は2点。湯のみと・・・なんだっけか。デジカメで確認したら皿でした。日記見りゃ早かったかも。
 
さて、他の5人は、手びねりの妹1人以外は大変な状況。1部誰のかわからないらしい。せめて、自分はいくつ焼いたかくらい覚えとけって(笑
結局、父が撮った写真をヒントにこれは誰だそれは誰だとやりながら、とりあえずわかった(決まった?)よう。
その横で、母が創ったものを見ながらブツブツいっている。「こんなに曲がってたかしら?!」「納得いかない」
フォローだけでなく、味があっていいと思うんだけどそう言っても本人はどうしても納得いかないようだ。
 
 
さて、自分の物に向き合おうか。
 
まずは、楽しみにしていた湯のみ。(写真下の段;左は焼く前、右は出来上がり)
日記を振り返ると、ろくろの段階では70点だったようだが、思っていたより小さい。むむむ。納得いかーん! 妹曰く、「デカイおちょこ」 言いえて妙なり。
色合いはともかく、形にどうしても納得いかない。高さが足りないのだ。焼けば縮むのは知っているのだが、実はそれ以前の問題だったようだ。
焼く前の写真を見ていまさら気づく。窯の人が後で余計な足を切ってくれるのだが、今見ると足の事に気づいていなかった。なんてこったい!
湯のみははじめて創ったとはいえ、なんとも悔しい。焼きのせいで小さくなったんだと誤解したままでなくて良かった。次はリベンジ決定。
 
もう1個の皿。(写真上の段;左は焼く前、右は出来上がり)
日記で自画自賛して90点ついてるだけあって、いい出来栄え。これはいい。
正直なところ、最初に開けたときは湯のみに納得行かずにこれの良さには気づいてなかった。先述のK吾が昨日来た時に、これがいいと言ってくれて改めて見て気づかされました。

反省を生かして次に臨むのもいいが、まずは1つの事に流されずに見る目を養うべきですな。自省。
 
 
最後に言い訳。
白い皿は、現物を見た後に写真みると、良さがまるで伝わらない事に気づかされます。出来栄えをうまく写真にして伝えることができませぬ。写真技術も足りないようです。情けなや。