ザ・スズナリ

 すっごく久々に、下北沢のザ・スズナリに行って来た。下北沢自体は久々ってほどじゃない。
 スズナリ、いやー、懐かしい。外観は前に後輩がわざわざ写メしてくれたんで携帯に鮮明なのがあるけど、この小屋に足を踏み入れたのはどのくらいぶりだろうか。本部会議があったけど、芝居ならしょうがないと快く送り出してくれた2人には感謝しなきゃ。
 
 観たのは「無防備なスキン」作:スエヒロケイスケ
 丁寧に創られた舞台美術、照明・音響もすごく調和していて、裏方さんの技術には大変満足。芝居もみっちり稽古したんだろうなと感じさせられた。そして接客・事務対応も出すぎず且つ円滑。
 台本が自分の好みの芝居ではなかったけど、それを勘案しても学ぶべきものは多かった。ツッコミどころ満載だった、後輩が出てたどっかの「幕末の丘」とは大違い。
 
 昔この辺りの小劇場で観た、多少粗削りだけれどパワーあふれる芝居。そんなものに再び巡り合いたいものだ。いっぱい観ないとなかなかいい出会いはないけど。なけなしの小遣いをひねり出してた昔よりお金はあるのにね、もったいない。
 
 見つけるまでまたしつこく行ってみようかな。