青春18きっぷの旅2007:延長戦2日目 その2


さて、書いたままあげずに放置していた1/14の続きの日記です。


酒田駅で、快速「最上川」を待つが、ここまで来ても雪が積もっていない。天気も晴れ晴れとしている。
今回は雪を諦めよう。


まずは、新庄から郡山までのきっぷを自由席で購入。
長い待ち時間の間に、気になるものを発見。もしかしたら今回の旅最大の収穫か?!



 ↑ なにかがおかしいw


今回は快速によく乗るが、完乗目的の場合は特に終着駅まで降りないままなので、快速だと助かる。
降りずに旅してもこれだけ時間かかるというのに、ひと駅ひと駅降りる事が好きなタイプの人はすごいね。


庄内平野を少し戻り、余目から陸羽西線へ。列車名の由来でもある最上川沿いを走り、新庄へ。
まずは前回食いそびれた駅弁を求めて駅弁屋がいた位置にいくが不在。駅員さんに聞いたら、「決まった数しかもってこないから、いなければこの時間だともうないかも」との事。
もう一箇所、改札外で構内の売店にも置いてあるので見てみるが、貼り紙があるのに弁当がひとつもない。売店のおねえさんに聞くと「そこになければもうない」と、空きっ腹に温かいお言葉。リベンジのためにきらきらうえつ弁当を買ってこなかったのに、新庄は鬼門なのか?
山形新幹線の車内弁当に期待して購入を諦める。コンビニのパンなどで妥協はしない。


さていよいよ、初の山形新幹線だ。余った18きっぷを使っての旅だった筈だが、結果的にまた出費を重ねることに。まあ、山形新幹線初乗車なのでそれを素直に楽しもう。


 ↑ 山形新幹線「つばさ」E3系

始発駅で自由席を確実ゲットしたら、あとはのんびり車窓を楽しむだけ。弁当の販売は本当に来るのだろうか。
静かに発車して走り始めると、ここいらは雪がしっかり積もっているようだ。
そしてガンガン雪が降っている中を走る。前に来た時は風で大分遅れが出てたけど、この大降りの中をこともなしに走る新幹線はホントに素晴らしいと思う。



 ↑ 「つばさ」車内から撮った夕焼けの雪景色

走行中のつばさ車内からデジカメで撮った割にきれいに撮れたので1枚アップ。感心していると待ちに待った車内販売のワゴンが現れる。飯だ!

指定席の方から順にきていると思われるので、自由席まで来るのはは遅いのだろう。
そして購入者が多く、なかなか自分の所まで来ない。他のお客への説明を聞いているうちに、買いたい弁当も決まり
値段も把握して小銭まで準備したが、まだ4列先で足止め。これで売り切れちゃったりするのだろうか。。。



 ↑ 「つばさ」車内で買った弁当。

結局、買えました。
『米沢名物黒毛和牛 すきやき弁当』
山形新幹線つばさ限定販売。加熱式容器使用。温泉玉子入り。

これは待たされたことや腹減っていたことをさっぴいても、かなり美味い、オススメ弁当。
容器は暖める為に大きいのだが、逆にいえば器の大きさからくるイメージよりも量は少ない。決して多くはないという程度。旅行中に食べるにはちょうどいい濃い目の味。車内で温たまを食すのはちょっと難しかったが。


腹を満たし満足しながら雪景色や峠や山合いの車窓を楽しみつづけているうちに、東北新幹線との合流地点、福島駅に到着。ここで降りて、次の新幹線で郡山までひと駅乗るのだ。次の新幹線を待つまでにつばさとやまびこの分割・併合を観察。ビジネスマンらしき人達が何人もケータイで撮っている。やはり鉄道好きの裾野は広いのだろうか。


郡山から水郡線に乗り水戸まで行く。これまた初。支線は今回は諦めるが、一応本線部分は完乗。しかしこれがえらく長かった。ケータイのバッテリは切れ、充電器用の単3電池も力尽き本は読み尽くし外は真っ暗。
またしても、最後に手持ち無沙汰な時間をつくってしまうことになった。そろそろPSPかDSでも買うべきかなぁ。


水戸まで来ればなんのことはない、いつもの常磐線。とつぜんの延長戦も無事に帰ってきましたとさ。