『ザ・ラストニート』
で、なにを観たのかというと、
『ザ・ラストニート』
TEAM NIKUKOPPUN*
原案:河瀬 季
脚本・演出:野澤 勇一
脚本・演出が高校の演劇部の後輩でOBでやった劇団の仲間のNくん。よく見れば照明にも見覚えのある後輩Tの名前が。
本人にも言ったのだが、劇場のHP通り前2列は桟敷のほうがいい。見づらくなってしまう。
出だしのテンションが低い。途中からニートのグループのリーダーが出てくるのだが、その彼のキャラに存在感があるのでなおさらそこに持っていくまでを頑張って欲しかった。聞いたら緊張してたみたいだけどね。
やはり舞台は客をグッと引っぱりこんで行かないと。こっちのペースにのせてしまえばいい。もちろん、それが難しいのは百も承知だ。小笑いを入れているだけに途中ちとダルく感じたし、そしてちぃと長い。尺は適度に。
自分の拙い感性と理解力を駆使しても、伝えたいことにバラつきを感じる。
そして対象年齢層が、社会人1〜3年くらいな感じを受けたのは自分だけだろうか。
現役高校生も観に来ていたが、正直、自分や友人が社会人になっていない彼らには理解も共感もできないかもしれないし、何を言っていいかもわからないし感想を求めるのも酷かなと思って、折角きてたのに構ってあげなくてゴメンなと心の中でおもいつつ、のんべ2人と松戸で飲むことに。
演出に、彼らしさは出ていたが、いい所も悪い所も出てしまったかもしれない。
どうせなら演出に専念するくらい演出に力を注ぎ、彼の持つ世界観をパワーに変えて魅せて欲しい。
というわけで、勝手にまた次に期待しちゃうことにしよう。