チープなお得旅

変化のなさにまた耐えられなくなり、朝起きてから遠出を決意。
朝飯を食べながら秩父鉄道のSLパレオエクスプレスが運行日であることに気付く。
しかしどうやらギリギリ間に合わなそうな気配。いろいろ考えたがどうもしっくりこずに、結局パレオエクスプレスが熊谷に戻ってきた時に撮れるような感じでの時刻を検索。大回り乗車をすることで安くあげる遠回りの旅に出ることにした。


これは、大都市近郊区間では「環状線一周を超えない、同じ駅・同じ経路を二度通らない」限り、「その区間内においては、乗車券の券面に表示された経路にかかわらず、同区間内の他の経路を選択して乗車すること」が認められている事を利用してのケチケチ旅行である。


南流山 > 東京  40.5km 武蔵野線京葉線
 東京 > 八王子 47.4km 中央線特別快速
八王子 > 高麗川 31.1km 八高線
高麗川 > 倉賀野 60.9km 八高線
倉賀野 > 熊谷  28.1km 高崎線
 熊谷 > 大宮  34.4km 高崎線
 大宮 > 赤羽  18.0km 埼京線
 赤羽 > 上野   9.6km 東北本線尾久経由
 上野 > 松戸  17.9km 常磐線快速
 松戸 > 馬橋   3.4km 常磐緩行線

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 合計       291.3km

これだけ乗って150円!
運賃計算上は南流山>馬橋 3.7kmということである。


JRがまだ国鉄だった頃は、南流山>新松戸のきっぷを買って撮影巡りをして、改札を出る時に駅員に嫌味を言われたことが何度もあった。


熊谷駅のJRと秩父鉄道の間が壁で仕切られていてなにも撮れなかったのは予想外だったが、八高線区間埼京線の未乗区間(大宮−武蔵浦和)に乗り完乗を果たす。
八高南線(八王子−高麗川)は、久しぶりにかぶりつきで単線区間を楽しみ、八高北線高麗川−倉賀野)は、ここは東京というのを忘れるくらい青々とした中を走って気持ちよかった。


結局、150円のきっぷ代と昼に食べた380円の天玉そばで半日楽しんできました。
馬橋から鰭ヶ崎までの流山電鉄のきっぷに160円かかったのは今回は黙殺しときます。