ありがとう207系の旅
地元を走る常磐線。
特に、千代田線に直通運転している常磐緩行線は、レアな車両が多いことで知られてます。
1本しかない207系900番台・06系はもちろん、2本しかない209系1000番台も普段使っていても乗る機会は少なく、
新しく、E233系2000番台という新車両がきましたが、これもまだ1編成のみでレアな部類です。
さてその新型が置き換えるのが207系900番台1本と203系17本で、事実上予備に回っていた207系900番台が諸般の事情でいまだ健在だったせいか
『ありがとう207系の旅』と題した、事実上のさよなら運転ツアーが企画され、友人の尽力により見事チケットが取れたので参加してきました。
松戸−取手を1往復し、記念弁当・乗車記念品付き。
松戸到着後、車両センターまで歩いて撮影会。
ほかのメンバーは見事に鉄分の多い方たちで、女子5名男子2名。
全部で7人の大所帯、鉄子ではない奥さんも一緒に参加。
(仕事で泣く泣く欠席の男子がもう1名いました)
女子3名はまったくの初対面でしたが、
見た目普通で中身鉄分濃厚でかなりはしゃいでいました。
E231付属編成が2本、食事用の場所として提供されているほか、
(右から)
・207系900番台(マト71)
・E233系2000番台(マト1)
・209系1000番台(マト81)
・203系0番台(マト51)
・E231系0番台(マト122)
が撮影用に並んでいる。
また、普段はお目にかかりづらい事業用車「クモヤ143-20」は車内にも入れて撮影もできました。
さらに奥には、これまたお目にかかりにくい、検測車E491系「East i-E」
がいましたが、残念ながらこちらは尻切れでしか撮影することができませんでした。
写真を見る限りほぼ無人のように見えますが、写っていない写真を選んで知るだけで、ツアー参加の500人がごった返しており、
初めて参加し初めて見る鉄道イベントに奥さんはいろいろ驚いていましたが、理解はしてくれているし、楽しんでいたようでした。
撮影会が終了するときにちょうど雨が降り始めてきましたが、
天気予報は見ていたので準備万端、傘も用意していてセーフ。
20年ぶりぐらいの鉄道イベント、十分満喫して本日は終了。
昔はよく高崎とかまで行ったもんだとしみじみ思った1日でした。