10/8 朝

Goichiro2006-10-08


1時間半予定の仮眠を気持ちよく寝て、見事始発20分前に起床。寝過ごすといきなり計画が狂うので、安心しつつ準備をして松川駅へ歩く。


6:43発 1121M 東北本線普通列車 小牛田行き
417系3両×2の6両編成
乗ったのはクモハ417−1。トップナンバーである。


すぐに福島に到着。
松川駅はまだ駅員もいなかったので、車掌にスタンプを押してもらおうと思っていたが、あいにく回ってこなかった。仕方なく、福島駅の改札で押印。今日1日JR線普通列車乗り放題である。
次の出発まで11分。
足早に停車中の電車を撮影。719系0番台、乗ってきた417系、そして南側の留置線にいたE521系。なぜこんなところに?


7:08発 427M 山形線 米沢行き
719系5000番台 クモハ719ー5009に乗車。
米沢まで48分の旅


スタートしてすぐ、左に大きな虹が見えた。旅のしょっぱなに虹を見るなんて幸先よさそうな予感。昨夜出発前にネットで見た時点で、仙台以外の東北地方は雨。しかもJR東日本は遅れが出ているか運転休止。そんな不安を抱えての状態だったが、この先どうなるだろうか? 雨上がりなら虹もおかしくはないのだが。
27キロポストを過ぎたあたりから、強風にあおられる。尾根だからだろうか、徐行。新在直通新幹線用だからだろうか、カントがきついので、徐行だと結構斜めになる。米沢到着直前、空が一段と青くつきぬける。ここでふと思い出しケータイを取り出す。米沢エリア統一!

初の米沢。米坂線ホームの方に気動車が見える。形式はここからではわからないが、改札出れば撮れそうだ。あとで確認したらキハ47とキハ52でした。
ホームに駅弁売りを確認。高校生の波をやりすごしつつつづいて改札を出る。乗ってきた719−5000はもちろん、701系5500番台もいたのでしっかり撮影。

次の出発まで59分。駅を軽く回る。駅そばもありそこに米沢牛の牛丼を発見するが、食券が売り切れになっているので聞いてみる。朝はまだご飯が炊けてないそうだ。
駅の時刻表と自分のメモを照らし合わせ、発着番線をチェック。そして改札を入り中の2つの駅弁屋を比べてみる。手前はあまり呼び込みのきつくないおっちゃん。となりはちょいとうるさい感じ。
まだ買わずにホームの端までいってカメラを構え山形新幹線の入線を待つが、予定と逆方向のつばさが先に自分のいるホームに到着。何を間違えたんだ? ホームに入ってきた新幹線の横にある”TSUBASA”のマークを見ながらアルフィーの高見沢を思い浮かべたのは自分だけか? そして出発。同時に発着するはずの下りが来ない。
すると、きつくない方のおっちゃんがホームを歩きながら来ない新幹線を待つ人に声を掛けて回る。「新幹線遅れてるからホーム変更だってよー」なかなか気の利く人だ。駅員のアナウンスが終わるより早く伝え終わってしまった。
あとあと時間がなくなるので、気の利く弁当屋の方から「牛肉道場」という駅弁を購。車内で食うか。結局、新幹線は20分遅れで来て、自分の乗る列車より先に出るためにこちらが出発できないとばっちり。どうやら風の影響で遅れが出ているらしい。


9:05発 431M 山形線 山形行き
20分遅れ 701系5500番台2両×2の4両編成
乗車したのはクハ700−5502


出発を待つ車内で駅弁を広げる。ロングシートで駅弁は風情がない。しばし米やんを偲びつつ弁当をつつく。なかなかうまい。
出発前に食べ終えたが、ゴミを捨てに行く暇はなさそうだ。そのまま出発。
ここから山形までは47分の旅路。結局、終点まで定刻より20分の遅れを維持。おかげで山形駅の持ち時間が31分から11分へ減ってしまった。

山形駅に到着すると、向かいのホームに団臨がいる。キハ40−549とキハ48−1541「風っこ」他。これはしっかりゲット。バタバタと左沢線(あてらざわせん)も撮るが、見返してみると光量が足りてない。昼用の駅弁も買えず、すぐに次の列車へ乗車。発車までの間に山形エリア統一!


10:23発 1429M 奥羽本線 新庄行き ワンマン 3分遅れ
701系5500番台 クモハ701−5509
ここから73分の道中。軽く眠さが襲ってきた。寝過ごす心配はないのでうとうとと寝る。。。


うとうととしたまま新庄に到着。ここでの持ち時間は78分。ここは乗継が悪い。駅弁屋はいなそうな気配。とりあえず新庄エリア統一しておく。これで50カ国統一、大名に昇格だ。
新庄延伸で駅をきれいにしたんだろうが、何もない。風情もない。みやげ物もおしんこかラフランス。駅前を散策するが、ここは観光で食べているわけではないかのようだ。
昼時に困ったので仕方なく駅の蕎麦屋を覗くと、立ち食いではない。新庄名物板そばというのがあるようだ。全食事を駅弁にする予定だったが78分もの待ち時間をもてあましていたのもあり、あえなく挫折。板そばを注文。名物にうまいもんなしという、あ〜るの中のセリフが頭をよぎる。
情報収集と次に向かうためにホームに戻ると駅弁屋のおばちゃんが現れている。やられた!
12:54発鳴子温泉行きの陸羽東線724Dは風の影響で運休らしい。こっちに乗るルートも考えていたのだが、セーフ。


12:54発 2443M 秋田行き 4分遅れ
701系0番台 クモハ701−24 横手までワンマン


大曲まで99分。長い。「山に囲まれた田んぼ」という東北内陸部の景色にも飽き適度に寝る。寝過ごすと秋田まで行って今日帰れなくなるので注意が必要だ。外は大雨。田沢湖線が動いていないとアウトだが、大丈夫だろうか・・・。
横手で運転手が女性に代わった。イマドキめずらしくもないが。こころなしか、確認のときのアクションが大きい。やはり、より見られるだろうしね。
大曲に到着。持ち時間9分。ほぼ無いに等しい。こまちがいたので撮る。心配していた雨は降っていないが、暗い。次に乗る田沢湖線の車両も濡れてはいないようだ。


14:46発 840M 田沢湖線 盛岡行き
701系5000番台 クモハ701−5008


乗る度に乗車時間が長くなる。120分。途中でなんどかこまちをやり過ごすため仕方ないのだが。角館で上下のこまちを待つが、下りが遅れていて5分待つ。

そしてやっと、今回の北限盛岡に到着。現在16:50
松川〜福島〜山形〜米沢〜新庄〜大曲〜盛岡
ここまで延べ335.9km。これでもまだ片道だ。