10/8 夕方

盛岡に着いた。特に何があるわけでもなく、盛岡近辺でどこかに行きたいわけでもないが今回の目的地である。久慈や気仙沼の方にも行きたかったが、日帰りでは余りにも時間が足りない。東北新幹線八戸開業で並行する在来線が第3セクターに移行してしまったために別料金がかかるというもの、要因の一つではあるが。
とりあえず忘れずに盛岡エリア統一。
ホームは長く、新幹線開業より前の全盛期を想像させるが、ホームに売店などは無く、先端よりの階段は塞がれている。
ここで701系盛岡色やIGRいわて銀河鉄道を撮影するが、もうすでに暗い。余り変化のない東北の車両をひとしきり撮ったところで駅弁を探しに動く。

ホームには何もなさそうなのはわかったので、改札のほうへ向かう。新幹線改札の中に駅弁コーナーが見える。在来線改札を出て正面、弁当屋発見〜。

が、品薄。スカスカ。時間的にもう売れてしまったのか。期待していた『うに弁当』は発見できず。仕方なく、安くうにもかにもいくらも楽しめますみたいな弁当を食べることに。安いのはいいが、少ない。腹八分目は満たせない。

食べ終わると、残り時間ももうわずか。あとは南下するのみ。3本乗り継げば戻れる。


18:13発 1550M 東北本線一ノ関行き
701系1000番台 2両×2の4両編成 ここだけ車両番号のメモが無い


またしても701系。いままで乗ったのと違ってこの列車は混んでいる。立っている人も多い。自分はしっかり座席ゲット。もう外は暗くて見えない。

ケータイのバッテリもあと1レベル。寝るしかない。本を持って来ればよかったな。一ノ関まで寝てもエリアを取り損ねる心配も無い。ここは寝るべし。92分乗車。

あまりぐっすりというわけでもないがそれなりに眠り一ノ関に到着。持ち時間9分。大船渡線用のキハ100系のドラゴンレールのロゴを撮る。駅弁『三陸かにめし』があれば欲しかったので、ホームの駅弁屋のおばちゃんにきいたがこの時間にはさすがに無いらしい。


19:54発 548M 仙台行き
701系1500番台 クハ700−1501 トップナンバーだ。


仙台まで98分。途中で2ヶ所エリア制圧しなければならないので、寝過ごさないようにしなければならない。東北本線の駅は真っ暗で、人も乗らない降りないそんなところばかり。日曜の20時過ぎというのも要因のひとつだとは思うけど。外を眺めていたくても車内の光が反射して見えない。停車しても乗降が無いから扉も開かず、駅名すら確認できなかったりする。

今どの辺りであとどれくらいなのかを知りたくて路線図を探すが、首都圏のように扉の上に掲示してはいなくて、路線図というよりは地図に線路を重ねただけのものがあるだけ。見づらい。秋田地区の車両にはきちんと運用で回りそうなところを網羅してある路線図があったのに。

小牛田で古川エリアを、松島で石巻/松島エリアをそれぞれ統一。仙台まで再び寝る。

仙台に到着。持ち時時間24分。アナウンスによると仙山線が遅れているもよう。久々に701系以外の電車をみて撮りに入る。まだ撮っていなかったヘッドライトとテールライトが並んでいる455系車体更新車をやっと撮れた。仙石線は離れていて撮れないので断念。駅弁も見るが、やはりというか予想通りこれも断念。仙台エリアの統一でけは忘れずに実行。これで出羽・陸奥14ヶ国統一。ケータイのバッテリも限界。


21:56発 598M 松川行き
719系0番台 2両×3の6両編成 クモハ719−32


最後のひと踏ん張り、仙台発松川行きに乗る。久々に701系じゃない。これもそれなりに混んでいて、相席なしでは座れない。座るのも飽きたが、道中106分の予定なのでやはり座っておきたい。岩沼で人がごっそり降りたので空席がかなり出来、進行方向向きに座れるようになった。
福島までつけば、1周ループが繋がるなんてことを思いながら気付けば寝ていたようで、終点松川で高校生らしき若者に起こされました。

23:42 松川駅到着

朝、ここ松川駅で乗ってから16時間59分もの旅。とても今日の朝出発したと思えないような1日だった。なぜここ松川からスタートしたかといえば、ここまでしか戻れないから。無事戻ってくることが出来てよかった。
セブンイレブンに駐車場を返して本日は終了。とりあえずおつかれさま。