鹿島鉄道

 11月末に今年度廃止の物を追いかけはじめてはや4ヶ月。
 神岡鉄道西鉄宮地岳線、特急「東海」、くりはら田園鉄道ときて最後を飾るのは自宅からの距離が一番近い鹿島鉄道


 しかし土曜3/17と3/24は出勤日、平日はもちろん仕事。祝日3/21も仕事。
 残るは日曜しかないわけだが、3/18ダイヤ改正初日にpasmosuicaの限定版が出るのもあり、18日を使うことに。3/25は予備日。
 ところが、その18日は午後から某イベントスタッフのマニュアル会議があるので、
ちゃちゃってと済まして昼には地元に戻らなければいけないわけで、それを踏まえて計画を立てる。


 今春の青春18きっぷは使いどころがなく買っていないので、現状これといった利点も制約もない。
そこで久々に車で行くことにする。土曜は仕事が終わってから車で出発して、
車中で仮眠して早いうちから鹿島鉄道を往復。石岡でsuicaを購入して戻る。
石岡に来たついでに茨城県内の保存車両でも撮ろうかと思ったが、
さらに遠くまで行かなければならなく時間的に断念。途中常磐線撮影できたら立ち寄る。そんな計画。


 だらだらしていたら10分ほど出遅れる。ガソリンを入れたらとっとと高速に乗る。
 眠くはないので特にSAにもよらず、千代田石岡ICまでだらだらと安全運転。
早そうな車がびゅんっと抜かしていく。
 石岡に土地カンなどあるわけもなく、駅前でとりあえず駐車場を探す。
スローシャッターで駅を撮った後すぐ仮眠する。既に2時。


 朝は5時に起きた。車中泊しやすいようにジャージで来たのがよかったらしく身体が疲れなかったが、
反面、着替える時間が必要。無理をせず始発をやりすごして2本目の列車で鉾田までのんびり行く。


 ↑ 石岡駅5番線に入るKR-502


 入線してきたのはKR-502。貸切になるかと思ったが、ご夫婦が1組。
出発時間になってホームの自販機に飲み物を買いに行ってしまい出発は2分遅れ。おいおい。


 ↑ 明け方出発前にKR-502の車内から見た空


 明け方で車内は空いているとはいえ、沿線には撮影する人がやはりいる。
 非電化なのと霞ヶ浦沿いを走ることで撮影スポットはいくつか有名なのがあるようだ。
 自分は今日は時間がないので、一応予備日を念頭に景色と撮影場所を眺めておく。


 鉾田までの区間、はじめの方は住宅街。ここらの人は鹿島鉄道なくなると困るだろうな。
 途中から、やたらと長い直線区間が何度かありずっと先まで見えたりしていた。


 終着鉾田に到着。なんだか、鉄道駅というよりはバスターミナルの方がメインな感じ?
 ここが目的地では客足は伸びないわな。


 同じ車両で折り返してもつまらないので、1本やりすごしてから次の列車で戻る。
 次に来たのは3扉のロングシート車。キハ601だったか。


 ↑ 石岡構内のKR-503


 戻りはうとうととしながらの旅路。石岡に着くと、人が多い!
 やはり廃線効果か。前回までと同じで、鉄チャンらしき人々と年輩の方々。
 早朝から乗っておいてよかった。


 ↑ 石岡駅構内 左からKR-503、キハ431+キハ432、KR-501


 ↑ キハ602


 人々を乗せた列車が出て行った後、朝暗くて撮れなかった構内の撮影。
 みどりの窓口に行き状況確認。誰も並んではいない。
 そして東西通路?からの撮影をしてから30分くらい車で時間をつぶす。


 ↑ キハ431とキハ432


 限定suica発売は9:00から。20分くらい前になったら並ぼうとみどりの窓口に向かう。
 前から6・7番目くらい。予定通りだったのだが、5分前になり駅員の言葉に驚く。
 「当駅の割り当て枚数は20枚です。」
 1人最高5枚まで買えるのにそりゃないぜ!
 本気で焦ったが、駅員さんもそれは同じだったようで、
前から順に並んでいる人たちに何枚買うかを聞いている声がうわずっていて、
5分前に並んでいた人んは全員行き渡ることがわかった時もホッとしていたようだ。
 自分は5枚買うつもりだったんだが、3枚でやめておいた。他の人もそうだったのだろうか?
 いくらなんでも1人5限のものを20枚しか入れないのは采配ミスでしょ、JR東日本
 10時1分前に来た人は買えなくて残念そうだった。


 車に戻り駐車場を精算。30分100円なので安い安い。
 今から戻ると早いが進むと間に合わないので、方向的には戻りながらで
牛久−荒川沖あたりの線路沿いを走って撮影で来たら撮影しようと移動。
 線路に沿って走る道というのがなかなかなく、狭い道をうろうろしながら線路を目指す状態が続き、
なんとなく見つけた牛久〜ひたち野うしく間で撮影。


 いつも撮影に使っているのは、CASIOのEX-P505という機種なのだが、
お手軽低コスト便利な反面、銀塩カメラの時のように押した瞬間には撮れないので、
走っている車両を撮るのにはあまり向いてないと思っていた。
 頭を切り替えて、タイムラグを念頭に置いて撮影することにしてみる。
デジタル機器でローテクを駆使することになるが、いいカメラは高いのですよ。
 タイミングを計るのはもちろん『腕』なんですが。

 初チャレンジの成果はこんなもん。
 もっと大きく撮ったものをトリミングしてこの状態。あとは、頭が架線柱に被った物ばかり。
 腕が未熟なのは、経験を積むしかないであろう。


 ↑ ひたち野うしくあたりでこの日に撮った、いちばんまともそうな写真。E531


 貨物が来たので「これを最後に行こう」と思った矢先に普通列車がきてしまう。あう。
 今回は諦めるが次はもう少し情報を揃えて考えて、余裕を持って来る事にしよう。
 もう11時近い。打ち合わせに向かうでし。