合格!

シスアドに合格しました!
先月4月に受験した「初級システムアドミニストレータ」ってやつです。
5年前に待機時間のヒマさに何かをしようと思い、自分のやっていることとやれそうなことから選んだこの試験。その後忙しさにすっかり忘れていたものの、今年の頭にふと思い出しでネットで調査。
IPAのホームページで申し込みクレジットカードで払込。全部ネットでできました。さすがは情報処理技術者試験


その後本屋でA5サイズの本を1冊買ってさまざまな旅のお供に連れ回しはしたものの、どんなにヒマで開いても頭に入らず。5年前に買ったA4(A4変形?)の本を開いたらもう少し理解しやすい内容。5年間での出題範囲の変化を悔やむも後の祭り。
なにより、この歳で勉強の為の勉強は頭に入らない。


結局新しく買った本もなんだかんだ手にとっても5分以上連続して開かず、「なるようになる」と世間的に見たら半ばやけ気味に、自分的には高校入学以降全ての試験と同じスタンスでずるずると日は進み、とうとう前々日になった。


いかに投げやりでもさすがに試験が明後日ともなると何もせずにいるというわけにも行かないのだが、あいにく仕事が終わったのが遅く、帰宅してもやる気など起こるはずもない。
眠さに不戦敗し、明日一夜漬けで勉強する為にと就寝。
翌日は前日。未だ受験票の写真すらとっていない。それなのにお誘いを受けQMAをやりにゲーセンへ。
まったくもってバカな行動。高校受験の時に毎日欠かさずドラクエ3をやっていた時のまんま成長していない。これで落ちても言い訳を用意しているだけみしか見えないだろう。


QMAで「梵書坑儒」を超々真剣に悩んだ末単独正解したおかげで脳が活性化したのか、23時過ぎて帰宅してからおもむろに勉強を始める。得点ウェイトの高いところのみ1時間ほどやり満足して就寝・・・しようと思ったが、しかしここで気付く。写真がない!
まさか、デジカメで自分を撮るなどという行為を自分がすることになろうとは思ってもみなかった。
オヤジの部屋のプリンタで印刷しカット。いやー、はじめからこうして用意するつもりだったとはいえ、もう夜中2時過ぎてるし! 写真でバタバタしている時間と勉強時間が大して変わらない。


試験は真剣に受けそこそこの手ごたえ。
誘惑には負けつづけたくせに試験に落ちるとは思っていなかった自分ですが、「勉強もしてないのにオレ様すげ〜」というわけではなく、一応ちゃんと勝因があります。


1)ただ覚えるだけの勉強は特に苦手なんだが、コンピュータの基礎知識的なものは今回勉強する必要があまりなかった。
 →地元の友人(ニート)がコンピュータに強くよくいろんな話を聞いていたが、そいつの話は専門用語を知らない人にわかりやすく置き換える話し方ではなく、また独特の言い回しが多いので聞き直したり詳しく説明してもらったりしていた。人間、どこで役に立つかわからないもんですw

2)基礎知識系の問題はネットで演習問題を2回ほどやったが8割解けていた。
 →これも根拠の一つ。間違えた問題は解説を読み理解。このおかげで、まったく聞いたこともないものだけ抽出され、そこは少ない勉強時間で勉強。

3)午後の試験のイメージがつかめないまま「7問」という事だけわかっていた。
 →「問題数少ないから楽チン」と誤解(!)していたので、対策に時間を割かなかった。今考えるとおそろしいw

 Q1.「名寄せ」(データベースの結合)に関しては、ここ2年間ずっと職場でAccessを使って苦労してきたのでなんら問題は無し。日常の延長。
 Q2.「社内セキュリティ」は演習問題で答えられずに見直した分野。これは勉強が活きた。
 Q3.「データベースの概念」部活OBで劇団を作る前から、顧客データベースについて考えていた。もちろんその頃の思考は紙ベースだが。SQL文はいまでも書けないが、Accessのクエリとマクロを使ってプログラムっぽいものを作っていたので概念はわかるし、日常茶飯事。
 Q4.「SSL」は、普段からネットを使っているし基礎知識+理屈でなんとなく答えた。
 Q5.「人事システムの導入」これも、やはり普段の仕事で不満な機能を洗い出して自分で出来る所をやったうえで、IT部に依頼しないと出来ない所をやってもらうのに説得する材料をそろえる課程で得たものが活きた。
 Q6.「貸し出し管理システムの変更」これも、人の作ったACCESSファイルをいじった時の経験が活きている。
 Q7.「従業員満足度調査の分析」データ分析は、特に専門知識がなくても出来る問題じゃないか? 得手不得手はもいろんあるだろうけど。


ほとんどが、仕事の中でやってきたことだけで合格したという意味では、向いてる資格だという分析は間違っていなかったということだな。
今回の延べ勉強時間は2時間程度、プラス5年前の5時間くらい。あとは2年間の実践時間。「こんなもん勝因とは呼ばん!」と言われても反論の余地はないが。
これを実戦で働かない学生のうちに勉強だけで受かる奴の方がよっほどすごいんじゃね?