北海道縦横無尽の旅'07 1日目:あこがれの「北斗星」

去年11月「北陸」で、念願のブルートレインに初めて乗った。それ以降も寝台急行「銀河」に乗ったくらいで他には乗っていないままだったが、いつか必ずと思っていた「北斗星」についに乗るときが来た。


北斗星」は、1・2号をJR北海道が3・4号をJR東日本が受け持ちそれぞれ特徴があるので、行きと帰りでうまく使い分ける事に。行きは「北斗星1号」、帰りは「北斗星4号」。


前々日、前日と「北斗星」が運休になっていたので、かなり心配で出発日は延々運行情報をチェックしていたが、今日は大丈夫なようだ。


都区内から中小国までの往復と北海道フリーパスの組み合わせで切符を買ったので、つくばエクスプレスで北千住まで行きそこからJRに。常磐線に乗って上野へ。
北斗星1号」は16:50上野発。吾妻に行ったときに乗った「EL&SL奥利根号」と同じ上野駅13番線からの発車となる。13番線にある五つ星広場でのんびりと待つ。


入線してくるときに写真を撮り、とりあえず自分の席に荷物を置いたら、機関車・電源車も入れて13両の車両番号をメモリながら先頭の機関車の所へ行きまずは撮影。
車内を通り抜けつつ、これまた撮影。
食堂車も夕食を摂りに後で来るが、動いてない今のうちにこれも撮影。


 ↑ 「北斗星」牽引機はEF81-88


行きは1人用B寝台個室「ソロ」を取った。スキー帰りに個室を取ってあった「北陸」が運休になってしまったので個室寝台は初体験。
開放型、いわゆる普通のB寝台と値段は一緒。
広くないし天井も低いがやはり個室というのは気兼ねしなくていいので気楽だ。


 ↑ B寝台個室「ソロ」個室内

乗ったのは5号車1号室。オハネ25-552。上段の部屋。
階段が部屋の中にあり、そこでしか立つことは出来ない。
わかりづらいが、ベッドの落下防止柵の向こうに見える白いものが肘掛で、窓際の部分が座る所になる。進行方向は画面右方向なので、函館までは後ろ向きに座る事になる。


個室の鍵は暗証番号式で、出るときに4桁の番号を入力して行けばO.K.
問題ないはずなのだが、入力を間違えたらしく開かなくなる。
検札中の車掌を探しに一番後ろまで行き、お願いして開けてもらう。ゴメンナサイ。


宇都宮以降は国盗りをしながらなのだが、どこを走っているのかが全然わからない。
郡山到着時には「グランシャリオ」でディナー中だった。
国盗りのエリアは停車駅さえ押さえればある程度どうにかなりそうだが、仙南と松島だけはそうもいかない。結局越河駅で仙南エリアは盗れたものの、松島エリアだけは逃してしまった。


これで東北本線も利府支線を除き完乗。なかなか寝付けなかったが、函館での機関車付け替え時には寝ていて撮り逃した。残念!