川原湯温泉と吾妻渓谷の旅:1日目

今年の前半の予定を埋め尽くしたマニュアル製作、その編集メンバー8人で慰労温泉ツアーに行ってきた。1人だけ仕事で来れなかったのが残念だったが。


旅行の予定は自分が立てたが、SL指定券と宿がらみはSトウくんにお任せしたおかげですごく楽。


上野駅に7時半集合で8時ちょうど発の「EL&SL奥利根号」に乗り出発。
集合が早いので、安食と佐倉の2人は4時起きだそうだ。
自分も5時には家を出て1人拾っていく予定だったのだが、15分遅れで出発。
さらに自宅前で待っていたがメールも電話も反応がなく時間を過ぎても起きてこないままとうとう親が現れてたじろく自分。
なんだかんだで1時間遅れの出発になった。もちろん、集合時間には間に合ったが。


青春18きっぷで行く方が安いので、8人分×往復で延べ16回分が必要だったので4セット買ってある。みどりの窓口でも4セット買う時にはびっくりされた。青春18きっぷは5回分で1枚のきっぷなので分けることが出来ないが乗る場所はそれぞれバラバラ。うまいこと使わないと無駄に交通費がかかってしまうので、組み合わせは何度も考えた。
ちなみに余る4日分は自分の旅行に。既に3日分は山陰の旅で使ってある。


高崎までの牽引はEL(Electoric Locomotive=電気機関車)。
EF60-19という昭和37年製の機関車でこれも貴重な1両。
上野入線時はいつもどおり撮影にダッシュしたが、人だかりがすごい。
実際に乗りこむのは12系客車スハフ12-162。こちらも生き残りの少ない車両だ。
いまどき座席に灰皿が付いている。


大宮でKワイくん・Sトウくんと合流。
列車は名目上「快速」だが、客車列車はスピードがあまりでないので大して早くはない。

高崎線沿いに住む二人は、駅に停車するたびに「あ、この駅停まるんだ」といちいち反応する。自分達の最寄り駅に停まらないせいだろうか。


高崎でSL(Steam Locomotive=蒸気機関車)に交換。到着したホームはSLを撮影しようとする人であふれかえる。自分は撮りに走ることを事前に宣言していたが、みんなは尻込み気味。


 ↑ 高崎まで牽引してきたEF60-19。


 ↑ 高崎から本命のSL


窓をうっすら開けると、SLの吐く煙の匂いがしてくる。
車窓を楽しんだりバカ話をしながら渋川駅までのんびりSLの旅。


渋川も停車時間が長いので、みんなそっちのけで改札を出て撮影に走る。


 ↑ ダッシュで撮りに行ったD51


列車の発車を見送った後、大前駅行きの吾妻線の電車に乗るが
あいにくボックスが丸々あいているところはなくバラけることに。半分を越えた頃にやっとまとまった空席ができて車内で昼飯。
だるま弁当やら色々な弁当が並ぶ。


 ↑ 上野駅で購入した「味噌カツ・ひつまぶし弁当」。ご当地でもなんでもない。


吾妻線の終点大前駅に着いて、すぐ目の前の河原に下りていく。
ここで水遊び。何年ぶりだかわからないが、すごく楽しい。
水はきれいで冷たくキモチイイ。
結構長いこと楽しんだあと、近くにあるという神社まで散歩。
その後駅前に戻り嬬恋温泉に入るがお湯はぬるく中も狭くて、なにより愛想が悪い。
いい印象は残っていない。


 ↑ 河原で水遊び


時間を持て余したので、ホームの日陰で持ってきたカードゲームalgoを出すとみんな結構はまっていく。こんなにウケがいいとは思わなかった。


再び電車に揺られて川原湯温泉駅まで行く。
駅まで旅館の車が迎えに来てくれたので楽チン。


 ↑ 泊まった高田屋旅館


ここ川原湯温泉は数年後にはダムの底に沈んでしまうらしい。
お世辞じゃなくおいしい夕食をいただき散歩へ。コンビニもなにもないのでフロントで聞きタクシーを使ってコンビニへ買出し。往復で約8千円もかかった。


4人で買出しに行って戻ると、残ったメンバーは足湯を楽しんだ後、またalgoをやっていたようだ。自分ら買出し部隊も足湯を楽しんでから部屋に戻る。


結局遅い時間まで遊んで、宿のお湯に入る。。
内湯は狭く、露店風呂は一部屋根がない程度のあまり規模の大きいものではなかった。
それでも男4人でひしめきあって暖まり、部屋で2・3戦してから床に就く。
長いこと色々語り合い、結局就寝は3時過ぎに。